北海道グルメとして人気を博すジンギスカン。
北海道のソウルフードとも言われるほど、北海道民にも親しまれていますが、北海道観光に訪れた方も、食べたい一品ではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、北海道に来た時も、またはご自宅でお取り寄せした方も必見、ジンギスカンの美味しいお肉の選び方や、美味しく食べれる方法をご紹介いたします。
ジンギスカンのお肉の種類はあるの?

ジンギスカンといっても、お肉の種類があることをご存じでしたか?
お肉なんてどれも一緒じゃないの?なんて思われるかもしれませんが、クセが強いと言われる「ジンギスカンって、独特な臭みがあって苦手」と思う方も少なからずいるのも事実。
しかし、正しいお肉を選ぶことで臭みもなく美味しく召し上がることができます。
今まで、ジンギスカンが苦手という方こそ、ぜひ今回ご紹介する方法をぜひ試してみてください。
ラムンジンギスカンとは

ラムジンギスカンとは、生後12ヶ月未満の仔羊のお肉のことを指します。
仔羊であるマトンは、大きく成長しておらず肉質が柔らかく羊肉独特の臭みが少ないとされています。
羊肉本来の美味しさを味わえることから、北海道内の専門店では生ジンギスカンとして提供されています。
食べやすい歯ごたえと、さっぱりとした味わいが特徴と言えるでしょう。
また、羊肉には生後6ヶ月前後のお肉をベビーラム、生後2〜3ヶ月以内のお肉をミルクラムと呼ばれています。
このミルクラムのエサは、母乳のみであることからトロのように柔らかく甘みがあるのが特徴です。
北海道でも取り扱う酪農家が少なく、また毎年2ヶ月程度の期間だけの出荷のため北海道民でも食べることもできない、希少価値の高い羊肉だそうです。
マトンジンギスカンとは

マトンジンギスカンは、生後12ヶ月以降の羊肉のことを指します。
ラム肉に比べると、弾力のある肉質と脂がのり濃厚な肉味があり、羊肉本来の味を堪能することができます。
マトンはラムに比べると、羊肉の独特の臭みがあるため味付けジンギスカンとして提供していることが多いです。
タレが漬け込まれたお肉は臭みが軽減し、ジンギスカンの臭みが苦手という方から、お子様でも美味しいと喜んでいただけるはずです。
ジンギスカンが臭いと感じる原因とは

ジンギスカンが苦手な方の多くは、羊肉の独特の臭みや味が嫌いという意見が多いかもしれませんが、なぜ羊肉だけがこんなに臭みがあるのでしょうか?
実は、その臭いの原因とは臭いお肉を選んでいるからだったのです。
羊肉の臭みの原因は、草食動物である羊のエサによるもの。
エサに含まれる草の葉緑素クロロフィルという成分が、分解する過程にフィトールという化学物質に変化したために、あの独特な匂いとなっていたのです。
要するに、エサを食べる期間が少ないほど独特な匂いが少ないというわけです。
また、羊肉には体によい油とされる不飽和脂肪酸が多く含まれていますが、この油は酸化が早く羊肉の独特なクセのある臭みが発生します。
なので適切な保存方法と、調理方法で臭いの発生を最小限に抑えることは可能です。
ジンギスカンの臭みが苦手という方は、まず生後12ヶ月未満のマトンを選ぶとよいでしょう。
マトンジンギスカンは、全部臭いの?
北海道内のジンギスカン専門店では、北海道産の羊肉を出荷しています。
北海道産に比べ、輸入の羊肉は品質も落ちることから、肉質は硬くクセが強くなると言われています。
なので、新鮮であること、品質のよいお肉を選ぶことでマトンジンギスカンでも、美味しく食べられるはずです。
またマトン肉を食べる場合は、脂身をしっかりと落とすことや脂身の部分に切れ目を入れて焼くことで、臭いが軽減すると言われています。
ジンギスカンには2種類に分けられる
ジンギスカンには、大きく分けて2種類の食べ方が存在します。
それぞれにお肉の特徴を活かした食べ方ではありますが、好みがあるためまずは特徴を知り、お好みの食べ方を選んでみてください。
羊肉本来の味を堪能できる生ジンギスカン

羊肉本来の味わいを楽しめる食べ方のひとつ。
焼肉のように、ホットプレートなどで焼いたのちタレをつけて食べるのが「生ジンギスカン」です。
羊肉には、独特なくさみがあることから、生後12ヶ月未満のラム肉で提供するお店が商品が多いようです。
子供の美味しく食べれる味付けジンギスカン

北海道内でもポピュラーであるのが、この味付けジンギスカン。
醤油ベースにりんごやみかんの果汁、香辛料を加えたタレに漬け込まれており、蒸し焼きにした野菜と一緒に食べるのがおすすめです。
ほんのり甘いタレの味は、羊肉独特のくさみを軽減させているため、お子さんでも美味しく食べられる味わいとなっています。
ジンギスカンの美味しい食べ方
今回は、自宅でもジンギスカンを楽しんでいただくため、手軽にできるジンギスカンの食べ方についてご紹介します。
難しいことは一切ありませんので、このブログを読んだあとぜひチャレンジしてみてください。
ジンギスカン鍋・ホットプレートでの焼き方

専門店などでよく見る、黒い円盤型のジンギスカン鍋。
わざわざジンギスカンのために、買うのは、ちょっと…と思ってしまいますが、今はホームセンターや通販などでアルミでできたジンギスカンプレートが販売されています。
また、自宅にあるホットプレートでも問題ありません。
生ジンギスカンの場合…もやし、にんじん、ピーマン、キャベツなどの野菜を鍋の外側に入れて中心部分はお肉を焼く部分としましょう。
「野菜は蒸して、肉は焼く」ように、野菜とお肉を分けて調理しましょう。
味付けジンギスカンの場合…生ジンギスカンと同様に、鍋の外側に野菜を入れて、中心部分にお肉を入れていきます。
お肉のタレが、野菜を煮込むようになりますが、お肉が焼けたあとは野菜と一緒に食べるのが鉄則です。
野菜にも、タレの味が染み込みこれがなんといっても絶品の味です。
フライパンでの焼き方

生ジンギスカンの場合…野菜とお肉は別々に焼いていきます。
はじめに野菜を蒸すように焼いていき、お皿などに移したあと羊肉を焼きます。
お肉が焼いたあとは、お皿に盛りつけして完成です。
この時は、必ず油はひかずに調理してください。
味付けジンギスカンの場合…ジンギスカン鍋やホットプレート同様に、フライパンの外側に中心部分を空けた状態で、外側に野菜を入れていきます。
そのあとは、中心部分にお肉を入れたのちフライパンの蓋をし、蒸し焼きにするように焼いていきます。
お肉に漬け込んだタレで野菜が浸り、お肉の火が完全に通った状態になれば完成です。
お家で、北海道グルメのジンギスカンを堪能しよう

今回は、ジンギスカン肉の選び方と、美味しく食べれる方法をご紹介しました。
ジンギスカンは、北海道グルメではありますがご自宅でも楽しめるレシピでもあります。
北海道外のスーパーに売っていることは珍しいこととは思いますが、通販でぜひお取り寄せをしてみてはいかがですか?



まるで北海道の専門店で食べているかのように、お取り寄せでも美味しくお召し上がりいただけます。
ぜひ、この機会に美味しいジンギスカンをお取り寄せしてみませんか。